工場の粉塵対策や悪臭対策、油煙対策でお悩みをお持ちの企業様・工場オーナー様へ。クレームやトラブルを何とかしたいという方は、ぜひ水流式多機能型集塵機「ケスマック」の導入をご検討ください。ケスマックなら粉塵だけでなく、臭気、油煙、乾燥など、さまざまな対策をまとめて行うことができます。
化学薬品・金属・製薬・製菓・食品などの製造工場や鉄工所などでは、製品を加工した際にさまざまな粉塵や油煙、ミスト、悪臭が発生します。
それらは従業員の健康被害を招くだけでなく、粉塵爆発をはじめとする事故を引き起こすリスクもあるため、放置せずに集塵装置・粉塵除去装置・油煙除去装置を用いてしっかりと対策を講じる必要があります。
とはいえ、「どの集塵機が適しているかわからない」という方も少なくないでしょう。集塵機には「バグフィルター」「サイクロン」「スクラバー」など集塵方法によって種類がいくつかありますが、その特徴は一長一短。粉塵の成分や量に合わせて最適な集塵機を選ばなければ、いくら最新・高額なものを導入しても効果が得られません。
当社で製造しているケスマックは、粉塵・油煙・ミスト・悪臭などを吸引口から吸い込み、機内の供給水(オゾン水)に吸着させることで汚れのない空気を排出するジェット水流式の集塵機です。
「水で粉塵を処理する」という点では従来のスクラバー(洗浄集塵機)と同じですが、ケスマックは高圧循環ポンプによってノズルから噴射した強力なシャワー状の供給水に粉塵や油煙を吸着させる集塵機です。
強力な水圧によって外部の汚れた空気を引き込むので、吸引装置(ファン)が必要ありません。
また、ジェット水流によって水と気体の接触効率が高まるため、粉塵を効果的に取り除くことが可能です。
粉塵は高圧で吹き付けられた供給水に吸着し、そのまま機内の受水槽へ回収されます。その際に空気と汚染物質が分離。水に洗われたきれいな空気だけが排出され、粉塵防止になるという仕組みです。
- 違いは「ジェット水流」同じ水流式でも、接触効率が大きく異なります
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スクラバー ケスマック 【壁面移動型】
接触効率が悪い【空間移動型】
接触効率がよい(ほぼ100%)粉塵は集塵装置内部を浮遊していますが、壁面をつたって水が流れるタイプのスクラバーでは壁面近くを浮遊する粉塵しかキャッチできず、接触効率がよくありません。ですが、ケスマックは空間移動している粉塵・油煙・臭気全体にシャワー状の供給水を吹き付けて吸着するため、スクラバーよりも効率よく粉塵回収ができます。
- バグフィルター
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バグフィルターの仕組み ろ布と呼ばれる織布・不織布(フィルター)を用いて、汚れた空気の中から粉塵をろ過・捕集する装置です。 バグフィルターの特徴 - フィルターが汚れで目詰まりしやすい
- フィルターの清掃・交換が面倒
- フィルターの寿命が短く、交換にコストがかかる
- 乾燥した粉塵でなければ捕集できない
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「ケスマック」なら…… - フィルターがないので目詰まりによる機能低下の心配が無用です
- 清掃・交換の手間がかかるフィルターがありません
- フィルターのコストをまるまるカット。清掃・交換にかかる人件費も不要です
- 粉塵が乾燥状態でも湿潤状態でも捕集できます
- サイクロン
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サイクロンの仕組み 空気に含まれる汚染物質を、強力な旋回気流と遠心力で分離・粉塵除去する構造です。 サイクロンの特徴 - 粒子が小さい粉塵(微粉塵)の捕集には適さない
- においは取り除けない
- 乾燥した粉塵でなければ捕集できない
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「ケスマック」なら…… - 高圧・大量のジェット水流が、小さなにおいの粒子も逃さずキャッチします
- サイクロンでは不可能な悪臭対策(臭気対策)も可能。アンモニア、アミン、メルカプタン、吉草酸、ホルムアルデヒドなどの有害ガスを処理できます
- 粉塵が乾燥状態でも湿潤状態でも捕集できます
- スクラバー
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スクラバーの仕組み 空気に含まれる汚染物質を、かくはんした水に吸着させることで処理する集塵機です。 スクラバーの特徴 - コアに粉塵が入ってしまうと、目詰まりが起こって集塵能力が低下する
- 捕集した粉塵が汚泥化すると腐敗が発生する
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「ケスマック」なら…… - 供給水をジェット噴射するので、粉塵による目詰まりがありません